先輩インタビュー

INTERVIEWS
外来 4年目(看護師歴7年)

年齢は関係ない。チャレンジできる環境が
ここにはあります。

外来担当 M.S.さん

4年目(看護師歴7年)

私は大学卒業後、養護教諭として学校に3年間勤めました。養護教諭になったきっかけは、母校の実習に行った時に「養護教諭がひとり辞めるので春から来てほしい」といわれたからです。順番的には、看護師の臨床経験を積み、養護教諭、保健師といったステップアップを思い描いていました。しかし、あまり深く考えずにそのまま養護教諭としての道を進みました。
結婚を機に学校を退職し、養護教諭を辞めました。長野から主人の転勤で川崎に引っ越しすることになり、川崎ではこども医療センターの臨時職員として約1年働き、その後は特別支援学校で看護師として約2年働勤務しました。
実はこの時、「私はもう40代だから新しいことにチャレンジできない」と考えていました。しかし、看護師歴の長い方から「まだ40代だから、後20年は働ける」といわれ、もう一度病院で看護師をやってみたいという気持ちになりました。当院は、自宅の目の前にある病院でした。職場は通勤距離が短いところがいいと思っていたので、当院への入職を決めました。

当院では、入職時から外来での勤務でした。外来での仕事内容は、診察時に介助に入るイメージでしたが、実際は救急外来の対応や内科などの各診療科での外来看護、内視鏡検査やカテーテルの補助、放射線科の検査介助など、さまざまな形での「看護」を経験しています。最初は救急外来の処置室で、採血、点滴、導尿などの基本的なことを経験しました。そして、徐々に各診療科や検査へと広がっていきました。

中途採用でブランクもあるため、新卒と同じくらいに分からないことが多くありました。初めての処置などは「不安です。できません。」と考えながらでしたが、「でも、頑張ります。」という姿勢でチャレンジしました。同じ外来勤務の先輩にプリセプターのようにつきっきりで教えていただき、その方が別の勤務でいない時は別の方に対応していただきました。「今日は一緒に頑張りましょう!」と言っていただけた時は、とても心強くありがたかったです。
新卒と同じように一つひとつ丁寧にご指導いただきました。ほかの中途採用の方と比べると、時間をかけしっかりと学んでいけるようにと配慮していただきました。40歳を過ぎて初めてのことも多かったのですが、1人でできるようになるまでみなさんで見守り、教えてくださいました。

当院の外来は「みんなで育てていこう」という雰囲気があります。中途採用の方や介護施設にいた方、ブランクがあるといった方でも、教育体制のしっかりしている当院では安心してチャレンジすることができます。また、外来はママさんが多く勤務しています。子どもの急な発熱時もお互いがカバーし合い、お休みもとりやすい環境です。
当院は、何歳からでも扉を開きさえすれば、温かく迎え入れてくれる病院です。私みたいに不安のある方こそ、ぜひチャレンジしていただけたらなと思います。一緒に頑張っていけるメンバーがここにはたくさんいます。