私は高校卒業後、介護士として老人保健施設で3、4年働いていていましたが、身近で働く看護師の姿を見て、自分も看護の仕事がしたいという気持ちが強くなり、イムスグループの看護学校に通い、看護師になりました。当院に入職して2年目の看護師です。入職を決めた理由は、どの病棟のスタッフも仲良さそうに仕事をしていたからです。男性看護師が少ない職場だからこそ、人間関係が良いことは決め手のポイントでした。

1年目は内科、2年目の現在は消化器外科・脳神経外科病棟で働いています。内科と外科では術前、術後の観察項目や観察を行うタイミングが全く違うので、一からの勉強でした。術前、術後の観察や看護の重要性をつくづく感じながら仕事をしています。「今日行われる手術はどのような手術なのか」を自分なりに調べて臨んではいますが、実際とは違うこともあるので先輩に聞きながら、実践しながら吸収しています。
さらにありがたいことに、消化器外科・脳神経外科病棟では度々スタッフのための勉強会を開いてくだいます。私自身ひとりで勉強するより、みんなで一緒に勉強するほうが楽しいですし、なにより安心して学べる環境がとても嬉しいです。

そんな勉強の毎日ですが、やりがいも感じています。私は、ある患者さんとの関わりで自分に自信を持つことができました。
もともと認知機能の低下やせん妄があった高齢の患者さんの術後ケアの中で、枕元に時計を置いたり、早期離床を促し生活リズムを整えたりするなどを続けました。自分の立てたケアプランによってせん妄が起こらないようにできたこと、患者さんの笑顔が増えたことは、私の自信となりました。
今後の自分についてはまだ模索中ではありますが、以前老人保健施設で働いていた経験も考えると、整形外科や手術後の回復期にも興味があります。患者さんの退院後の不安を取り除くケアや、できる限り元の生活に近づけるようなケア、そういった看護師だからこそできるケアも経験してみたいです。

現在の病棟には男性看護師は私しかいませんので不安もありましたが、女性スタッフも男性の私にも気さくに話しかけてくださり、皆で仲良く仕事をしています。私自身も男性という壁を作らず、新人からも気軽に声を掛けてもらえるような雰囲気づくりを心がけたいと思っています。
当院は人間関係が良く、教育環境も整っているので新人さんでも不安なく学んでいけると思います。男性看護師は少ないですが、とても働きやすい職場です。力を必要とする場面では男性看護師はとても頼りにされます。女性看護師のみなさんもですが、特に男性看護師のみなさん、ぜひお待ちしております。