「新人が育つ環境」を整える
当院では、新人が看護師として成長するための教育プログラムを提供するのはもちろんのこと、プリセプターや各病棟の教育担当者、師長に対しても、「新人が育つ環境づくり」を学び、実践できるような教育プログラムを提供しています。指導者をはじめとした周囲のスタッフにとっても、新人を育てることが学びにつながるよう、研修内容を工夫しているのです。
その成果として、時間通りに研修に参加できるよう周囲のスタッフがフォローしてくれたり、何か困ったことがあったときに声をかけやすい雰囲気ができていたりと、新人がのびのびと成長していける環境が整ってきています。こうした環境づくりは、当院で働くスタッフ全体の働きやすさにもつながっています。
このように、新人と周囲のスタッフが共に成長していけるところが、当院の教育の特長です。
年間教育プログラム

管理者・プリセプター
定期的な指導環境評価(3か月に1回程度)
新人・プリセプター・教育担当者・師長のそれぞれの視点から見て、新人が育つ環境づくりができているかどうか、定期的に評価・フィードバックを行っています。
新人受け入れ準備研修(1月~3月)
1月~3月には、次の新人をスムーズに受け入れるための準備として、師長・教育担当者・次年度のプリセプターを対象に研修を行っています。

新人

新人研修(4月~6月)
新年度は、新人の入職に加えて部署異動もあり、現場が慌ただしい時期です。そこで4月~6月の3か月間は、新人に集中して基礎を学んでもらえるよう、集合研修プログラムを設けています。講義の後にグループワークやプレゼンテーションを行うことで、学んだ知識を現場に還元できるよう工夫しています。
研修内容
- 新卒者オリエンテーション
(報連相ゲーム・院内見学・部署体験等) - 私たちの病棟自慢
- 徳の倫理
- 傾聴のスキル
~「聞く」と「聴く」の使い分け~ - リフレクションから得る私の教訓 …etc.
プリプリ並行研修(年6回程度)
プリセプターが新人の目標を理解し、現場で適切に指導できるように、同じ内容をそれぞれ新人目線・指導者目線で学ぶ研修を設けています。
プリセプティ研修内容
・報連相の達人を目指そう
・夜勤体験準備研修
プリセプター研修内容
・プリセプティを報連相の達人にしよう
・プリセプティの夜勤体験に向けて
アイナースプログラム(通年)
当院の属するイムスグループには「アイナースプログラム」という新人研修プログラムがあり、グループが合同で行う研修を、年間を通して受けることができます。グループの強みを活かし、自院だけでは学べない幅広い看護を学ぶことができます。
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